新卒採用

CAINZCareer

Kenta Tsukamoto

CAREER MODEL 02Kenta Tsukamoto

「やりたい!」の声を上げれば、
その声に耳を傾け、受け入れてくれる

戦略企画2011年入社

ITプロセス推進部
商品プロセス・IT企画グループ

塚本健太

2011年/入社1年目

カインズ東金店

2012年/入社2年目

カインズ銚子店

2013年/入社3年目

カインズ本庄早稲田店

担当外にも目を向け、声を聞く。
その経験が今につながるベースに

本庄早稲田店への赴任から一年が経過した2014年。担当者からラインマネジャーに昇格し、昇格を機に結婚をしました。店舗ではラインマネジャーとして複数の部門を受け持ち、さらには「マルチタスク」の方針を掲げていた当時の店長の意向から、自分が担当するライン以外にも関わる日々。忙しない毎日を送っていた記憶があります。

忙しいことは確かでしたが、マルチタスクが仕事のやり甲斐にもつながっていました。自分の業務とは直接的に関わりのないラインに目を向け、メンバーの声にも耳を傾ける。するとお店が活気づき、メンバー同士の絆も深まることを実感したんです。広い視野を持ち、より多くのメンバーと関わることの大切さを知った時期だったように思います。

担当外にも目を向け、声を聞く。その経験が今につながるベースに

2014年/入社4年目

結婚

2016年/入社6年目

カインズ郡山富田店

単身赴任で店長への道を目指すも、
家族のために申し出た
関東圏への異動

埼玉県の本庄早稲田店から、福島県の郡山富田店への異動。子どもが小さかったこともあり、私は単身赴任を選択。改めて振り返ってみても、妻は大変な毎日を送っていたと思います。郡山での単身赴任を始めてから一年後に第二子を授かり、妻から「帰ってきて」と言われたんです。

当時は商品管理のラインマネジャーを任され、店長や副店長をサポートする役割を担っていました。「このままいけば、自分も店長になれる」。そう思っていたことから、当時の立場を失うことを恐れたのも事実です。「でも、妻だけに負担はかけられない」。この一心から、家族の住まいがある関東圏への異動を申し出ました。

店長が人事部に掛け合ってくれたのでしょう、関東圏に戻ることが決まりました。ただ、その異動先に戸惑いました。また別の店舗へ異動かと思っていたのが、まさかの本部への異動です。全く知見のないIT戦略企画部への異動が決まり、困惑しました。でも、この異動が自分にとっての大きな転機だったんです。

単身赴任で店長への道を目指すも、家族のために申し出た関東圏への異動

2018年/入社8年目

IT戦略企画部 商品・店舗業務企画グループ

過去の経験も今の努力も
無駄じゃない。
IT戦略に生かされた店舗での学び

そもそも私がカインズを志望した理由は、接客にあります。実は大学4年間のアルバイト先もカインズだったんです。当時は主にレジを担当していましたが、お客様とお話をすることが楽しい。正社員として入社してからも接客に強いやり甲斐を感じ、店長を目指すことが当たり前のように感じていました。

それだけに本部への異動は戸惑いました。店舗業務ひと筋だった自分にITの知識はなく、手元の資料を理解するのも精一杯の毎日です。分からない言葉をひたすらメモし、ひたすら調べる毎日。自分には何もできないという劣等感に苛まれる日々でした。

でも、ひたすらメモを取り、用語を調べる毎日は無駄ではなかったのです。本部への異動から半年、ついに本格的なプロジェクトにジョイン。ITの知識は乏しいままでしたが、プロジェクトチームのうち、店舗業務を経験しているのは私だけ。カインズのIT戦略に、店舗での経験を生かすことができたのです。

2020年/入社10年目

IT戦略企画部 業務企画グループ

2020年/入社10年目

商品プロセス業務改革部 商品プロセス企画グループ

2021年/入社11年目

商品プロセスIT推進部 管理プロセス企画グループ

2021年/入社11年目

ITプロセス推進部 商品プロセス・IT企画グループ

得意のコミュニケーションを糧に、
メンバー同士をつなぐハブに

本部への異動から4年が経ち、今の仕事に大きなやり甲斐を感じています。私が所属するグループは、ITのプロと店舗業務のプロを結びつけるハブのような存在です。どのようなシステムを構築すれば、店舗がより活気づき、メンバーがより気持ちよく働けるのか。ITと店舗業務、その両方の共通言語を持ち、両者の最適解を見つけるような仕事です。

両者を結びつけるハブである以上、双方との活発なコミュニケーションが欠かせません。私は接客に興味を持ち、接客の醍醐味から店長への道を目指していましたが、接客だけがコミュニケーションじゃない。そのことに気づきました。

あらゆる部署に所属するメンバーの声に耳を傾け、盛んにコミュニケーションを取り、その結果がメンバーの働きやすさにつながる。そして、メンバーの働きやすさは店舗の雰囲気にも直結します。接客が楽しい、メンバーとの会話が楽しい。今の仕事を楽しめているのも、店舗時代に育んだコミュニケーションスキルがあったからだと実感しています。

単身赴任で店長への道を目指すも、家族のために申し出た関東圏への異動
「やりたい!」の声を上げれば、その声に耳を傾け、受け入れてくれる
キャリアを振り返って

「やりたい!」の
声を上げれば、
その声に耳を傾け、
受け入れてくれる

妻の第二子妊娠が分かり、関東圏に戻りたいと伝えるのには、正直、勇気が必要でした。ただ、キャリアを振り返って改めて思うのが、カインズはメンバーの声を聞き、その声を受け入れてくれる会社だということです。当時は伝えることに勇気が必要でしたが、今では男性社員が育休を取るのも当たり前。そうした組織に進化しています。

カインズという社名の由来は「Kindness」。親切心という意味です。お客様の利便性を高めたい、メンバーがより働きやすい環境を整えたい。「やりたい」という声の根底にカインドネスがあるなら、会社はその声を後押ししてくれます。私には今、4人の部下がいますが、私自身も部下の「やりたい」を大切にできる上司でありたいと思っています。