新卒採用

CAINZInside

2023-03-21

あの時にチャレンジしたからこそ新しい景色が見える

カインズの人や仕事、働き方にフォーカスしてカインズらしさを紐解いていくカインズInside。
今回は商品の要として仕事の難しさを感じながらも奮闘する若きアシスタントバイヤーに
突撃インタビューしました!

プロフィール

野々部 沙織さん

2018年にカインズに入社しカインズ市原店に配属。2年目には新店のカインズ幕張店のメンバーに抜擢され、その後、カインズ静岡羽鳥店に異動し着実に経験の幅を広げてきた。4店舗目のカインズ富士店では複数の商品カテゴリーを統括するラインマネジャーに昇格しマネジメントを学ぶ。カインズ富士店在任時に社内公募のチャンスを見つけ自ら挑戦し、レジャー・アウトドア用品のアシスタントバイヤーのキャリアを実現した。

アシスタントバイヤーの仕事とは!?

―初めからバイヤーを希望していたんですか?

野々部:実はそうではなく、以前から売場を作ることが大好きで店長を目指していました。私はキャンプやアウトドアが趣味で、そんな中、社内公募の案内を見つけて自分の‟好き”を仕事にできるかも!って思ったんです。

―‟好き”を仕事にするっていいですね。では、まずアシスタントバイヤーの仕事内容を教えてください。

野々部:主にお取引先様との商談や商品の仕入れ、トレンドなどの市場調査、店舗動向や売上実績の分析、チラシ掲載商品の選定です。特にアウトドアはトレンドの動向が激しいので先読みが難しいですね。今の流行に注目しすぎると店舗に並ぶときには古いものになってしまいますから。

“自分らしい”仕事とプライベートの好循環

―野々部さんはトレンドをおさえるために、どのように情報収集をしていますか?

野々部:私は一人でも職場の仲間ともキャンプに行くのですが、現地でキャンプを楽しむと同時に周りのキャンパーたちを観察しています。あの人いいグッズ使っているなーって。ただみんなそれぞれの時間を楽しんでいるから邪魔しないようにです(笑)

―趣味を仕事に活かすことや、反対に仕事を趣味に活かすって素敵ですね。仕事とプライベートの線引きはどうしていますか?

野々部:昔からアウトドア用品が好きで専門店に遊びに行っていたので、市場調査で様々なお店に行くときは趣味の延長線と捉えています。なので仕事とプライベートの循環を楽しめていますね。また、好きだからこそ、自身の趣味嗜好が強く出すぎないようにすることを意識しています。カインズに来店されるお客様の尺度に合わせることが大切なんです。

 

プライベートでキャンプをしている様子♪
プライベートでキャンプをしている様子♪

あの時、挑戦してよかった

―なるほど、カインズを利用するお客様を常に想像しながらお仕事をしているんですね。そんな野々部さんは自分で手を挙げてバイヤーに挑戦したわけですが、改めてなぜ挑戦したんですか?

野々部:自分が考えた売場や選定した商品をお客様の手に取ってもらえる喜びを体験したかったからです。店舗在籍時にも自分がつくった売場でお客様の反応や実績が出ると嬉しかったので、そういった経験が全社視点で感じられると想像したら応募するしかない!と思いました。さらに好きなアウトドアを活かせることも大きいですね。

―カインズ富士店の在籍期間が短い中での応募と聞きましたが、周りの反応はどうでしたか?

野々部:確かに私から発表したときは驚かれましたが、店長をはじめ、みなさんとても応援してくれました。特に店長は、自分がやりたいことだからトライしたほうがいいよ、と背中を押してくれたことに感謝しています。

―挑戦を認めてくれてさらに応援してくれるのはありがたいですね。野々部さんがバイヤーのキャリアをつかむために日々やっていたことはありますか?

野々部:店舗のときはお客様が相手なので主にサービス面に注力していましたが、バイヤーはお取引先など会社同士のお付き合いなのでビジネスマナーの勉強に注力しました。またビジネス書籍を読みながら、改めて社会人として自己啓発に励みました。やはり店舗も同様ですが、自身の対応ひとつで会社の印象を左右するという意識を大切にしています。

―その後着任したときや、今までを振り返ってどうですか?

野々部:合格と聞いたときはもちろん嬉しかったですが、私は当時5年目だったので周りが先輩ばかりで不安も感じました。しかし、すぐに若いメンバーがどんどん増え、周りのサポートもすごく手厚かったのでスムーズに不安を払拭することができました。困ったときは周りが助けてくれますし、わからないことがあれば聞きやすい雰囲気だと思います。しかし、同時に大変さも感じています。特に市場分析や数値分析のスキルは常に勉強が必要だったので自ら学び、先輩の真似をしながら仕事をしています。

―日々自己啓発に励んでいますね。自身の成長は感じますか?

野々部:バイヤーは自分が何をしたいか、どうしたいかなど自身の意志を具現化する力が必要です。アシスタントバイヤーになって少しずつですが自ら発信することや、アクションを起こすことができるようになった実感があります。

―アシスタントバイヤーで思い出深い瞬間はありますか?

野々部:やはり自身が選定した商品が売れることや、自分で考えた売場を店舗でしっかりカタチにしてくれているときは、嬉しさもあり印象的ですね。店舗を経験しているからこそ売場づくりの大変さや楽しさがわかるので、バイヤーとしてしっかり店舗に伝えなきゃいけないプレッシャーはあります。日々店舗メンバーのおかげでカタチになっていることに感謝しています。でもいい思い出ばかりじゃないんです。チラシ掲載商品で選抜した商品が売れなかったときはショックで反省しました。同じ商品でも複数の事象を同時に見極めることが大切なんだと痛感しました。

今後の目標とは!?

―日々の経験が成長に繋がっているんですね。 では最後に今後の目標を教えてください。

野々部:もっと売上に貢献できるようにニーズやトレンドをつかみ、必要とされる商品を発見し仕入れていきたいですね。そして先輩バイヤーのように商売感をしっかり磨いてバイヤーになることが今の目標です。また、現在は商品の仕入れがメインの業務なのでPB商品の開発にも携わり、カインズを代表する商品を世の中に出していくことも大きな夢です。

―最後に、みなさんへメッセージをお願いします!

野々部:自分が少しでも興味を持ったことに対して、まずやってみることをお勧めします!踏み出せば意外とできることも多いですし、やってみてわかることもたくさんあります。新しいことにチャレンジすることで、見えてくる世界が変わり、俯瞰的に捉えることができるようになるので、色々やってみることをおすすめします!

 

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